偽装請負業者にメス [日々のつぶやき]
偽装請負で事業停止命令へ 大手コラボレートに厚労省(gooニュース/朝日新聞)
製造業の工程の一部を担当するのが「業務請負」だそうですが、そういう契約をしながら実際は「労働者派遣」という状態を「偽装請負」と呼び、法律違反に当たるそうです。
そんな行為を幾度となくやっていた請負会社に対して、厚生労働省がようやく重い腰を上げたようです。
労働者派遣法違反で事業停止命令を受けたのは、国内最大級の人材会社「クリスタル」(京都市下京区)グループの中核会社「コラボレート」(大阪市北区)。
関係者によると、コラボレートは、トヨタ自動車系の部品会社「光洋シーリングテクノ」(徳島県藍住町)での偽装請負が発覚し、今年2月に徳島労働局から文書指導を受けるなど、各地の労働局から職業安定法違反や労働者派遣法違反があったとして行政指導を受けていた。新たに関西の素材メーカー子会社でも偽装請負が発覚したが、コラボレートは、事前に労働局から報告を求められた際、事実と異なる内容の書類を提出していた。こうした違反の積み重ねが事業停止処分に結びついたとみられる。
請負先(この記事の場合は「光洋シーリングテクノ」)の指示に従うのが「労働者派遣」で、請負元(ここでは「コラボレート」)に従うのが「業務請負」なんだそうです。
請負で入った人にとっては、さぞかし迷惑だったのかもしれません。
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