ボウケンジャー Task.39

「ボウケンジャー」39回目です。
奇妙な小包の中に入っている変なプレシャス。
そのプレシャスのご機嫌取りに、ボウケンジャーがとった行動…って、変装ですか？

Task.39　プロメテウスの石
☆脚本：小林靖子／監督：坂本太郎
☆あらすじ：ボウケンジャー宛に送られてきた差出人不明の謎の小包…　なんとその中には大阪弁で喋りまくるプレシャス＝プロメテウスの石が入っていた！　しかも、プロメテウスの石は怒ると爆発するという恐ろしい能力を持っているため、ボウケンジャーは嫌でも彼（？）の我儘につきあわなければならない。
果たして、ボウケンジャーはプロメテウスの石の爆発をくいとめられるのか？　そして、石を送りつけてきたのはいったい？　ボウケン史上最困難のミッションの幕が、今、開きます！

（「ボウケンジャー」東映公式サイトより）

なんだか今日は「ボウケンジャー」史上最強のギャグ話になりそうです…

ギリシャ神話にもその名を残すというプレシャス「プロメテウスの石」（以下・爆弾岩、笑）。
機嫌を損ねると、半径1キロ先まで爆破させるというだけあって、ボウケンジャーは戦々恐々。
そんなわけで、この岩の様子を見ながら送り主を推測することになりましたが…「風呂に入りたい」とか「退屈だから余興でもやれ」などと言いたい放題。
それでも、怒らせたら大変とばかりに、6人はあの手この手で爆弾岩のご機嫌取りを展開します。
その間にも送り主の推測が進められていき、一時はガジャとリュウオーンの名前が浮かんだものの、この二人がサージェスの場所を知っているはずもなく、推測は暗礁に乗り上げた格好になってしまいます。

必死のご機嫌取りが功を奏し、すっかり気分がよくなった爆弾岩。
「名前が3文字の男が送り主だ」と、重要なヒントを口にしました。
ガジャ以外で名前3文字の男ということで、ヤイバが候補に挙がりました。
しかし、ボウケンジャーを困らせるために、ダークシャドウがわざわざプレシャスを手放すなどと考えられず、しっくりといかないご様子。
すると、機嫌を損ねた爆弾岩が、小さな爆発を起こします。
それと同時に、蒼太が更なる爆発をしない方法を思いつきました。

ギリシャ神話の伝説では、爆弾岩は塩漬けの魚が入った壷に落ちておとなしくなったんだとか。
つまり、壷に含まれていた「エーゲ海の塩」があれば、怒りを抑えられるのではないか、と蒼太は考えたようです。
で、ズバーンが塩を買いにスーパーへ行っている間、時間稼ぎとしてさらに磨きの掛かった宴会芸で爆弾岩をもてなすボウケンジャー…
やってる方は恥ずかしいでしょうが、大爆発を防ぐためには仕方ありません。
ところが、調子に乗りすぎたのか、爆弾岩が自らの手で起爆スイッチを押してしまい、残り3分で爆発する事態に発展！

このピンチにチーフは、自分だけ残って、みんなは逃げるように指示。
しかし、今まで6人でやってきたことに誇りを持っているのか、一緒にやり遂げることを決意します。
そうこうするうちに爆発まであと20秒！
万事休すと思ったその瞬間、ズバーンが大量の塩を買って戻ってきました。
ボウケンジャーは、急いで爆弾岩に塩をかけ、大爆発の危機を逃れます。

こうして、困難を極めたミッションが無事に完了したわけですが…
なんとそれは、非常事態を想定した訓練だとか。
そして、爆弾岩が残した送り主のヒント「名前が3文字の男」の正体も判明。
送り主の正体は…マキノ！
あの小包は、牧野先生が訓練用に送りつけたものだったのです。
人騒がせな訓練をするもんじゃありません！＜牧野先生