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「おつかい」は日本の伝統文化? [日々のつぶやき]

「はじめてのおつかい」は日本の伝統文化だった(Excite Bit コネタ)

幼い子供を一人で買い物に行かせ、その一部始終を密着取材することで人気のある「はじめてのおつかい」。
なんと今度の月曜の放送で43作目になるという、長寿シリーズなんだそうです。
ただ、最近マンネリ気味になっているのではという疑問がわいたのか、番組を手がけているプロデューサーに直撃質問をぶつけたようです。

今回取材を受けたのは、日テレの岩間玄さん。過去のVTRを放送しながら、存続させている理由を聞いたところ…

「子どもをめぐる犯罪が増え、まちのあり方や子どもを取り囲む環境なども変わってきてますので、何百倍も気を遣う部分はありますよ」

スタート当初は「おつかいに出してみよう」というシンプルなものだったのが、環境変化で様々な状況を考える必要性を問うようになったんだそうです。

さらに驚いたのが、「出演者の募集を一切していない」こと。どうやって決めているかというと…

「いろいろな市町村を通して、幼稚園や保育園にアンケートを年間2万〜3万件ほど配布します。そのうち、回収できるのが5000〜6000件で、きちんと書いてくださった方にはスタッフが全部電話させていただき、さらに取材するのは500件ほど。さらに、お母さんと話をして、実際にロケハンするのは300件ぐらいで、商店街、お母さんと子どもとの接し方、『おつかいを通してどうなって欲しいのか』という思いなどを聞いたうえで、実際にロケをするのが100件。最終的に放送になるのが7〜8件です」
「実は僕自身、この番組を担当する前は、応募するもんだと思っていたぐらいで、『こんなに大変なんだ!』ってビックリしましたよ(笑)」

番組を見た人からも、その後の様子を見たいという問い合わせもあるということで、「過去VTRから現在の姿へ」というスタイルも定着しているそうです。

岩間さんは、「おつかい」は、日本独特の伝統文化であると語ります。

「アメリカなどでは、『お金を持たせて店に行かせるなんて信じられない!』というそうです。親の手伝いは、『労働』であって、『おつかい=いつかさせなきゃいけない教育の一環』というのは、日本ならではの考えらしいですよ」

今の世の中、おつかいに行かせるのを無理という親が多いのも、当然のこと。その上で岩間さんは…

「『このまちなら、この人付き合いの中でなら大丈夫』というところもまだまだ日本にはたくさんある。『まだ日本も捨てたもんじゃない』と思える部分を伝えていく記録番組でありたいと思っています」

スタッフの皆様、これからも心温まる番組作りに励んで下さいませ。

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