ゲキレンジャー 修行その16

「ゲキレンジャー」の16回目です。
カタに続いて海の拳魔「ラゲク」を復活させた臨獣殿。
一方ではブルー・深見レツが、たくさんのプレゼントをもらっているようで…

修行その16　ジリジリ！臨獣殿、課外授業
☆脚本：横手美智子／監督：諸田　敏
☆あらすじ：海の拳魔ラゲク復活！　メレの手によって甦ったラゲクは、現当主である理央と対面する。理央はラゲクが得意とする合気の術を手に入れようとするが、ラゲクは教える価値がないと一蹴。なぜなら、理央よりもメレのほうが潜在能力が高いからだ、と。
　一方、スクラッチに勤めているのがバレたレツは、画家時代のファンからたくさんのプレゼントを。ちょっと得意げなレツに、ワシも昔はモテモテだったと懐かしむシャーフーが、女心についてのアドバイスをするのだが…

（「ゲキレンジャー」東映公式サイトより）

本編の前に、今日の菜月占い：殺菌運下降気味
彼の感情がキースに向けられる時、殺菌の心が震えだす。
殺菌の心って…　シロエの身に一体何があったんでしょうか？（ぉ

臨獣殿で理央は、復活したラゲクに敵の力を受け流し、それを利用する合気の技の教えを請います。
しかしラゲクは、理央より強くなる可能性を秘めたメレを気に入り、メレに「理央を倒せ」と命令を下します。
当然、理央を（一方的に）愛するメレは、ラゲクの命令を断ります。　すると、ラゲクはリンギで理央に毒を打ち込んでしまいます。
メレは理央の命を救うために、ラゲクの指定した相手と戦うことになってしまいました。

さて、スクラッチの社内ではレツ宛に大勢のファンからのプレゼントが届いていました。
おそらく、以前登場したインチキ画商・ピエール藤代が、レツのことを大っぴらにした影響なのかもしれません。
その様子を見て、かつてはモテモテだったというシャーフーは、「女心を理解するのは激獣拳をマスターするより難しく、恨みを買うと後で大変なことになってしまう」と、レツにアドバイスをしました。
すると、街で巨大ラゲクが暴れているという情報が入り、3人はゲキトージャで応戦をはかります。ところが、ラゲクはゲキトージャの攻撃を軽くかわされ、負けてしまいました。

見るに見かねたシャーフーは、なんと、ラゲクの前に姿を現します。
実は、シャーフーとラゲクの2人は、かつて拳を交えた友だったとか。
獣拳を極めた10人のうち、邪の心を持つラゲクたちが三拳魔を名乗り、獣拳を臨獣拳と名付け臨獣殿を創設。あとに残ったシャーフーたち7人が拳聖を名乗り、獣拳を激獣拳と名付けたんだそうです。
そして、その両者が激突した“激臨の大乱”で、7人の拳聖は禁断の奥儀によって、拳魔を封じたというのです。

思いを寄せていたシャーフーに封印され、恨んでいたラゲクは、メレに対しシャーフーと戦うことを命じます。
メレは、愛する理央を守るために、捨て身の覚悟でシャーフーに攻撃します。
命と引き換えにメレが最終リンギを繰り出そうとしたその瞬間、理央は自らの力でラゲクの呪いを解き、黒獅子リオに変身。メレの攻撃を直前で食い止め、シャーフーの命を救いました。

ラゲクの臨獣ジェリー拳を見限ったリオは、ラゲクを攻撃しふっとばします。
なんと、今回の一件は、理央にメレの強さへの嫉妬を抱かせて、理央の強さを倍増させるためにラゲクが仕掛けたレッスンだったのです。
こうして、ラゲクは理央とメレを認め、2人に対し正式にレッスンを始めることになりました。
この臨獣殿の動きに、シャーフーも何かを決意したようですが…
一体、シャーフーが何を決意したのか、次回が気になるところです。

獣拳戦隊ゲキレンジャー