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地球へ… section19 [地球(テラ)へ…]

「地球へ…」の19回目です。
アルテメシアを陥落させたジョミーと、E-1077に赴くキース。
対象は違えど、2人の目的は共通しているようで…

section19 それぞれの場所
☆脚本:根元歳三/絵コンテ:高梨 光/演出:星野 真/作画監督:佐々木敏子
☆あらすじ:スウェナと再会したジョミー。現体制の要の一つテラズNo,5と戦いを決意した彼にスウェナはある人物との謁見を促す。
同じ頃、キースは廃校となったE-1077でマザーイライザとの再会を果たしていた。
過去との決別。未来への決意。2人の英雄は自らの意思で、大きくその第一歩を踏み出すのだった。
(「地球へ…」アニプレックス公式サイトより)

今回はあらすじにもあるとおり、2人がそれぞれの原点といえる場所で互いの持つ過去と決別して、これから起こるであろう最大の山場への決意表明をする…といった内容でした。

まずジョミーの側では、自らがミュウに目覚めた遊園地の「アンダーグランドコースター」で、SD体制の要・テラズNo,5に立ち向かいます。
序盤ではブルーの偽者が現れ行く手を阻まれるものの、数々の修羅場を潜り抜けたジョミーに通用するはずもなく、あっさりと突破。
そしてシステムの中枢に到着したジョミー。彼の前にテラズNo,5本体が登場し、更なる妨害を仕掛けていきます。
しかしジョミーは、この妨害にも打ち勝ち、システムを破壊。今までわからなかった地球への座標が明確に記されるようになりました。

一方、10年前の“Mの感染”以来、全くの手付かず状態となったE-1077にやってきたキース。
早速、前回シロエの残した映像があるフロア001へ向かいます。
そこには、培養液に満たされた男女の姿がありました。
よく見ると、女性のほうはフィシスそっくりで、男性もキースによく似ています。
イライザ曰く。「無から生まれた完全生命体で、その最高傑作がキース」だそうで…
そこに到るまで数々の失敗があり、そのほとんどが処分されていたらしく、どうやらフィシスもその一人だったみたいです。
で、処分される直前にブルーに助けられ、今に至っているとか。
ということで、9話でシロエの死に際で蒔いた伏線が、ここでようやく回収されました(原作では、かなり早いうちに明らかになっていますけど…)。
そして、キースもまたイライザのシステムをことごとく破壊。ジョミーと同じく、キースの持つ過去に別れを告げました。

その過去との決別のシーンで、ジョミーはサムからもらったリストバンドを。キースはシロエの持っていた絵本を置いていき、その場を後にしています。
やはり、過去と決別するためには、お互い邪魔になるんでしょうかね。

それにしても、若い頃はイライザに忠実だったキースも、メンバーズになるとさらに上をいく「グランドマザー」の申し子になっていたとは…最終決戦に挑む2人の今後が気になります。


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