アメリカでクイズ番組ブーム [日々のつぶやき]
アメリカのテレビで、クイズ番組がちょっとしたブームになっているという話題が、アメリカの新聞「USAトゥデイ」で紹介されています。
その理由が、日本とはちょっと違っているようで…
【ワシントン=ゲーリー・レビン】米NBCが1年前に放送を始めた「ディール・オア・ノー・ディール」が火付け役となり、視聴者参加型のクイズ番組が米ネットワークのゴールデンタイムを席巻している。
クイズはホームコメディー、ドラマ、リアリティーよりコストが安く、視聴率は堅調。海外への版権販売やDVD売り上げは期待できないが、失敗してもやり直しが利く。「ディール」の場合、制作費は賞金、ゲストタレントのギャラなどで1回100万ドル(約1億1500万円)。同局のドラマ「ヒーローズ」は役者、脚本家などのギャラを含め1回270万ドルと倍以上だが、視聴者数は平均1510万人と「ディール」の同1610万人に及ばない。
NBCは7億5000万ドルのコスト削減計画の最中にあり、このほど新たに2つのクイズ番組を投入。ABCは午後8時台の放送が週5日はクイズが占める。CBSはデイタイムの長寿クイズ番組「プライス・イズ・ライト」の夜版を制作中。フォックスは人気ドラマ「サバイバー」のマーク・バーネット・プロデューサーが手がけるクイズ番組を予定している。
ABCの新番組「セット・フォー・ライフ」を司会するジミー・キメルは「人が賞金を勝ち取る光景はおもしろいし、励みにもなるのでは」とクイズ人気を分析。ABCエンターテインメントのスティーブ・マクファーソン氏は「別にコストを抑えてもうけようとしているわけではない」と語っている。
かつての「クイズ$ミリオネア」ブームの再来かと思いきや、制作費を抑えるための苦肉の策なんだそうで…
かの国のテレビ局も、コスト管理で大変なようです。
ちなみに冒頭で取り上げた「ディール」は、日本でもTBSが特番で放送されていました。
ただ、一般の人ではなくタレントさん達が挑戦していました。
司会の島田紳助さんとの駆け引きに、タレントの皆さんは結構必死になっていた記憶があります。
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