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デパート大再編時代? [日々のつぶやき]

日曜日の新聞に、大手デパートの「大丸」と「松坂屋」が経営統合するのではないか?という記事が載っておりました。
これが実現すれば、日本最大規模のデパート連合が誕生するそうですが…

大丸と松坂屋が経営統合交渉 実現なら国内最大の百貨店連合に(イザ!)

関西を基盤とする百貨店業界4位の大丸(本社・大阪市)と中部地方を基盤とする同8位の松坂屋(本社・名古屋市)が、経営統合を視野に交渉を始めていることが17日、明らかになった。共同で持ち株会社を設けるなど経営統合の形態について慎重に協議をしている。統合が実現すれば、連結売上高の合計は約1兆1600億円で、業界首位の高島屋を抜いて国内最大の百貨店連合が誕生する。
              ◇
大丸は享保2(1717)年に、松坂屋は慶長16(1611)年に創業した呉服屋に起源を持つ百貨店業界の名門。自社のブランドを重視する姿勢が強く、「のれんにお客様がつく」との考えから、これまで他の百貨店との統合には慎重な姿勢だった。
だが、人口減少時代の本格的な到来を迎え、店舗の建て替えや増床など投資負担の増大に対応し、流通業界での勝ち残りを目指すために統合に踏み切ることにした。
大丸、松坂屋は店舗網でほとんど競合せず、商圏を補完し合える関係にある。大丸、松坂屋とも百貨店だけでなく、流通業界の垣根を越えた過当競争にさらされており、どのような統合のモデルを打ち出すかに注目が集まっている。
統合によって商品の仕入れや物流面を共通化し、規模の効果を生かしてコストの削減を図る。
松坂屋は一時、筆頭株主だった村上ファンドに経営を揺さぶられ、昨年末までに株を買い取った経験を持つことから敵対的買収に対する危機感が強く、経営統合には敵対的買収を防ぐ側面もあるとみられる。


これまで保守的イメージが強かった業界だけに、この2社の統合話には驚きました。
実際、両社の店舗網を見ると、大丸は関西を中心にした西日本に。松坂屋は東海地方で強い影響力を持っています。
2社の統合によって、お互いの弱い地域をカバーできるだけでなく、両社が最も重要視している東京方面の出店強化にも繋がるのではないでしょうか。

この振って沸いたようなデパート2社の経営統合の話。今後の動きを見守りましょう。

今日の菜月占いは管理人急病のため、休ませていただきます(ぇ


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