ゲキレンジャー 修行その5

「ゲキレンジャー」の5回目です。
黒獅子リオの恐怖を知り、落ち着きがなくなったジャン。
シャーフーは、イエロー・宇崎ランの修行から学べと言うのですが…

修行その5　ウジャウジャ！どーすりゃいいの？
☆脚本：横手美智子／監督：竹本　昇
☆あらすじ：五毒拳との毒試合には勝ったものの、改めて臨獣殿の実力を認識したゲキレンジャー。特に、黒獅子リオと対峙したジャンは、ウジャウジャして落ち着きがない。シャーフーは、ジャンの感情が「不安」であることを見抜き、ランから学ぶように命じる。
　一方、五毒拳の一人、臨獣センチピード拳のカデムが「地獄の手数王」の名に恥じぬ高速拳で人々を襲い始めるが…

（「ゲキレンジャー」東映公式サイトより）

本編の前に、今日の菜月占い：ホント運あり
聴覚障害者の皆さんも、ホント放送の増加を歓迎しているみたいで、最近ではニュースやスポーツ中継にもホントが付くケースがあります。

ここ最近ウジャウジャ気味だというジャン。どうやら、理央や五毒拳の拳士達にことごとく敗れてしまう夢を見て、不安な気持ちになっているようです。
この話を聞いたシャーフーは、ジャンの不安をなくす方法として「ランから学べ」と語ります。
舞い散る葉っぱを掴む修行をしているランの様子を見て、ジャンもその修行に挑戦しますが、なかなか思うようにいきません。
と、そんな中、五毒拳の一人で“臨獣センチピード拳”の使い手「ガデム」が現れ、街中を暴れまわっているとの報が入ります。

すぐさま現場へ駆けつけたゲキレンジャー。しかし、スピードが自慢のガデムの攻撃に、不安を抱えたままのジャンは動けず、そのジャンをかばったレツが、ガデムの放った毒にやられてしまいます。
そこでスピードに自身があるというランが、10秒の間により多くの拳を石板に叩き込む“千拳万打”という勝負に挑みますが…なんと1打差で敗れてしまいました。

毒にやられ絶対安静のレツと、得意とされたスピード勝負に負けたランを見て、ますますウジャウジャ状態となってしまったジャン。
そんな状況にもかかわらず、ランは一人、黙々と葉っぱ掴みの修行を続けていました。
「不安はいっぱいあるけど、今の自分を信じて、今やるべきことをやっている」
ジャンはランのひと言から、不安に打ち勝つヒントを学びます。

こうして、ランとガデムの一騎打ちが再び訪れます。
ものすごい高速の拳が乱れ飛ぶ中、吹っ飛んだのはガデム！
実は、千拳万打の勝負でガデムはただ連打をしていたのに対し、ランは敵を想定して拳を打ち込んでいたというのです。
つまり、ランの拳は単に速いだけでなく正確だったそうで…
速さと正確さを併せ持つランの拳に、ガデムは逆に追い詰められてしまいます。

このピンチにガデムは巨大化。これに対し、ゲキレンジャーもゲキトージャーで応戦します。
巨大化したガデムは、自らの頭が鞭になる秘伝リンギ「長城鞭」で、ゲキトージャーを締めあげます。
しかし、これに屈しないゲキトージャーは、ゲキワザ「大頑頑拳」をお見舞いし、ガデムを撃破！見事に勝利を飾りました。
同時に、この勝利でジャンのウジャウジャ感も消え去ります。
こうして、修行好きのランを見習い、ジャンは再び激獣拳の修行に励むのでした。

ところで…

「東映ヒロインMAX」の最新号（Vol.5）が首都圏の本屋に出回っているみたいですね。
今回も戦隊ヒロインが表紙のようですけど、ランとメレが一緒に写っているのは何かの伏線ですか？（過去4冊で悪役ヒロインが表紙に出たケースがなかったので）