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中華料理屋に「ちょうちん禁止令」 [日々のつぶやき]

イタリア北部の地方政府が、トレヴィーゾ市内の中華料理店に対し、店先にある赤いちょうちんを取り外す命令を出したそうです。
「東洋的すぎて、街の美観を著しく損なっている」というのが、その理由のようで…

イタリアの地方政府、中華料理店にちょうちん禁止令(Excite 世界びっくりニュース)

[ローマ 6日 ロイター] イタリア北部の都市トレヴィーゾの地方政府は、市内の中華料理店に赤いちょうちんを取り外すよう命じた。「東洋的」に見えすぎて街の美観を損なっているというのが、その理由だ。
市の都市計画部の代表、セルジオ・マートンは日曜日、日刊紙『コリエーレ・デラ・セラ』で、
「それは都市の美観を損なっています」と述べた。
「中国人はあらゆるものを飾ります、ちょうちん、ライオン、竜、それに店構え全体をを東洋式にしている店もあります」
トレヴィーゾはイタリア北東部ヴェネト州の、ヴェニス近郊の都市で、移民に厳しい右派政党の北部同盟が市政を握っている。
先月ミラノでは、衣料品の卸売り店が密集するチャイナタウン地区での交通規制をめぐる論争で警察と中国人社会の間の緊張が高まり、路上で衝突が起こるまでになった。
イタリアで商売をする人々の多くが、低価格の中国製品との競争を不公平に感じ、両者の間での緊張関係が存在している。しかし、ここ数カ月のイタリア経済は回復傾向にあり、中国の輸出品への課税要求はひとまずおさまっている。
イタリア北部で力をふるう北部同盟はミラノの事件をすばやく利用し、移民政策をさらに厳しくする必要があると訴えていた。
市長代理のジャンカルロ・ジェンティリーニは、10日以内にちょうちんを取り外せという命令の根拠として、
「トレヴィーゾはヴェネトとパダニアの都市です。東洋の都市ではありません」と述べた。
命令によれば、問題の3つのレストランは、ちょうちんを掲げるための市への正式な要請を行っていなかったそうだ。
「これから私たちは定期的なチェックを行い、ちょうちんの次には、東洋レストランの入口付近にあるその他の装飾も監視します」と、マートンは警告した。

「郷に入っては郷に従え」とは、まさにこのこと。一大観光地・ヴェネチアにも近いことを考えるとなおさらのことかもしれません。

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schifezza cinese

フランスやイギリスに比べて植民地を持たないイタリアでは移民自体が少なかったのだが中国人がここ10年で異常に増えており、観光地の主要な場所にまで中国雑貨店やレストランが立ち並ぶようになった。(イタリア人にも問題があるが、、、。)
中国人らは決して現地の文化や習慣にとけ込まない。それどころか自分たちのやり方を人の国に来てまで押し通そうとする。
そこに現地の人との間に問題が生じてくる。
公園などの池で観賞用の魚を釣って食べたり、玄関先につばを履いたり食中毒を起こすようなものを平気で売ったり、現地人が分からない事を良い事に偽日本食レストランを開いたりと言い出せば切りがない。
正直、あの提灯は規制するべきだとずっとまえから思っていたので今更、遅いがやっと規制が始まったかと思っている。ついでにどこの街の中心部にある中国系の雑貨屋に置いてある趣味の悪い、マネキンや置物などの規制も行ってほしい。
by schifezza cinese (2007-05-11 15:39) 

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