“貸します詐欺”なハガキ [日々のつぶやき]
ネット上の百科事典「Wikipedia」の項目の中に、“融資詐欺”というものがあります。
以下は、その一文です。
融資詐欺(ゆうしさぎ)とは、代表的な詐欺のひとつで、振り込め詐欺の一形態である。
融資をするように装って、「信用度を確認する」、「保証金」、「保険料」、「紹介料」、「保証料」などの様々な名目で支払いを要求し、口座に金銭を振り込ませて騙し取る。
2005年に入ってこの手の詐欺が急増していることから、東京都は2005年11月1日に「貸します詐欺」と命名した。
メガバンクや大手クレジット会社などの超有名企業と酷似した社名を名乗ったり、大手消費者金融会社の広告物をスキャナで取り込んで、電話番号を書き換えたりしたダイレクトメールを送りつけて勧誘するケースが多い。最近は、スパム (メール)やパズル誌、パチンコ誌など一部雑誌の広告で勧誘する場合もある。
広告内容に、通常の融資では有り得ない多額(数百万から1000万以上)・低金利(年利1%以下から数%)の条件を記しておびき寄せ、上記詐取行為を働く場合が多い。当然のことながら、貸金業登録番号や住所などが詐称されているケースがほとんどである。
なぜ、こんなことを書いているかといいますと、実は先日、私の母親宛に、その“貸します詐欺”と思われるダイレクトメールが届いたからです。
差出人は「UFJNICOS株式会社」で、所在地は東京・渋谷区。ご丁寧に「UFJカード」と「NICOS」のロゴを用いています。
融資の案内なのですが、「保険料」の名目で、「融資金額の10%を先に振り込んでください」と、明らかに詐欺師が使う手口のようです。
私は、このハガキを見て不審に思い、「三菱UFJニコス」のサイトで調べたところ、やはり“貸します詐欺”のダイレクトメールでした。
ちなみに、私の母親はこのダイレクトメールには、全く興味を示しませんでした。
確かに文面を鵜呑みにして、お金を振り込めば、詐欺師の財布が潤うだけですから…
皆さんも、こういったハガキには気をつけてくださいませ。
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