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「地球へ…」はクールジャパンの象徴 [日々のつぶやき]

新キャラ・トォニィとマツカの登場で、ストーリーに磨きがかかっているアニメ「地球へ…」。
原作ファンの間でも評判は上々なようです。
産経新聞で「杉並アニメーションミュージアム」の館長・鈴木伸一さんも、このアニメの魅力について語っておられます。

クールジャパンを象徴 「地球(テラ)へ…」(イザ!)

【サブカルさーふぃん・アニメ】遠い未来、環境破壊が進んだ地球を出て他の星に移住した人類は、コンピューターによる徹底した管理社会を築く。14歳になったとき、大人になる検査「目覚めの日」の前日、超能力者(ミュウ)の片鱗(へんりん)を発見されたジョミー・マーキス・シンは異端者として追われる身になる。それを保護するミュウたちは、異端者の集団として人類から迫害を受ける中で、地球(テラ)への帰還の望みを募らせていく。

30年前に描かれた竹宮惠子の名作コミック。27年前にも長編アニメとして制作されたが、この長編作品と比べると、多分、現在放映されているテレビシリーズ(TBS・MBS系、土曜午後6時)の方が時間をかけて語れるだけに、内容をもっと掘り下げて現代にマッチするように作られているようだ。また画面も美しい。
SF作品というのは概して「未来」と「過去」が舞台。そこには現代社会の病んだ問題を示唆しているものが多い。
この作品もコンピューターによる管理社会や、地球規模の環境汚染、世界的な人口増加、民族や宗教による紛争、凶悪犯罪の増加、最近問題視されている温室効果ガスによる温暖化など、現在進行形のもろもろの出来事と重ね合わせてしまうのだ。
こういう暗い世界、重い物語をも、エンターテインメントとして取り込んでしまう日本のポップカルチャー、漫画やアニメは懐が深い!

こういうアニメが少ない外国からは「クール!」という声が聞こえてくるようだ。
現実の地球は、このアニメの冒頭に語られるような世界に近づきつつあり、もう流れを止めることはできないだろう。
最後の人類はどこへ脱出するのだろうか。どこの地球(テラ)へ…?

(杉並アニメーションミュージアム館長・鈴木伸一)

確かに、お話の中身は今の日本に通じていることばかりで、考えさせられるところが結構あります。
それにしても、外国でこの手のアニメが少ないというのには、びっくりしてしまいます。
考えてみると、外国アニメのターゲットは子供向けというのがほとんどですからね。

今日の菜月占い:グッドウィルグループ運好調
TBSみたいにラブ★グッドウィルグループか、MBSみたいにおお振りでよかったのに。
そんなアニメは聞いたことがありません(笑)。


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